insight's diary

インサイト大西です。不定期更新です。よろしくお願いします。http://insightcorp.jp

”おもてなし”を感じた良接客

12月24日です。メリークリスマス。

街はクリスマスプレゼントを購入するみなさんでごった返していますね。そんな中、私は、季節外れの「水着」を買うためにある百貨店に行きました。実は近々、常夏の海外に行く予定があるため、そのための準備です。

でも日本は真冬です、ということで、なかなかこの季節は水着が見つからないものです。百貨店に行けば見つかるかも?という淡い期待のもと、私は百貨店に行き、エレベーターを上がりとあるフロアにて売り場案内版を見ていました。するとほどなく男性店員の方がスッと近づき「何かお探しのものがございますでしょうか」と丁重に声をかけてくれました。

実はそこまでかなりあちこち別日も含めて探し回っていたので、助かった…という気持ちで「水着はどこに売っていますか」と伺いました。

すると「別館となりますがスポーツ用品を販売している場所がございます。水着があるかどうか確認しますので少しお待ちいただけますでしょうか」と丁寧に伝えすぐに目の前でそのスポーツ用品売り場に電話をしてくれました。

ここまでは普通でしょうが、驚いたのはその方の売り場への電話中の一つの会話です。

「今、水着をお探しのお客様がいらっしゃるのですが、いわゆるスポーツ水着ではなく、リゾートで着るような、そういう水着もある程度置いてありますか?」と確認していたのです。

ちなみに私は「リゾートに行く」という言葉は一切発していません。しかし「スポーツ用品売り場に行ってください」とだけ言われたら「スポーツ以外の水着も置いていますか?」と確認しようと思っていました。

過去の経験からの判断なのか、それとも、私の様子を見ての判断なのか、それとも時期的なもの(年末年始が間近)はわからないのですが、私としては”期待以上の対応をしてくれた”と大満足でした。

その後、その売り場に行き、気分よく買い物ができたのは、言うまでもありません。

補足すると、その「いわゆるリゾートで着るような水着」という確認が不要かもしれない、という観点もあると思います。その場合は、私が「それは不要」あるいは「別目的」と言えばいいだけの話です。ポイントは「もしかしたらそういう用途かな?」と自らプロアクティブにアプローチしていくことが重要です。電話対応でもぜひチャレンジしてほしいと思います。